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コロナ禍における中学生の生活が激変
我が家の長男アキロウは中3で受験生ですが、コロナによって中学校生活はかなり激変しました。
せっかく、今の仲間と一緒にいれる残り少ない1年だったのに、コロナ禍のせいで通常通りの生活が送れなくてかわいそう・・・って親なら思うかもしれませんが、当の本人たちは適用能力が大人よりもあって、意外とあっけらかんとしています。
今回は、そういえばそんなこともあったよねといつか笑ってみれるために、息子アキロウにおける中学校生活の激変ぶりを記録していきたいと思います。
地区体育祭は中止
息子アキロウはやる気こそないですが、一応、吹奏楽部です。
そんな吹奏楽部の数少ない演奏の場であった、「地区体育祭」というものが中止になりました。
いつもはゴールデンウイーク中に行われるのですが、国全体が緊急事態宣言中ということもあり、中止に。
私は、実は中学生の地区役員をしていたため、この地区体育祭のメンバー決めなどをしなければならなかったので、中止になってちょっとラッキー!と思ってしまいました。
家庭訪問は中止
通常ならばゴールデンウイーク前後に行われる家庭訪問ですが、中学校・小学校ともに中止になりました。
その代わり、担任が玄関先まで来て、子どもと軽くしゃべるといったことはありましたが、家の中まで入ってこなかったので少しだけ嬉しかったです。。
1学期中間テストは中止
通常だと5月中に行われる1学期中間テストは中止になりました。
もちろん、これは休校中ということもありますので、致し方ないところです。
親としては、1学期の成績が期末テストのみで付けられてしまうという不安がありましたが、今回は先生方もテストの比重をいつもより低くしていた印象です。
1学期通知表の付け方が少し違った
息子の通う中学校の理科は、定期テストの結果が平均45点(100点満点でいくと90点)以上でなければ通知表(内申点)で5が付かないといわれています。
実際、今まで息子は、中間は50点満点でも、期末で38点くらい(平均点は低めでしたが)でも、通知表では5が付きませんでした。
しかし、今回の息子は、理科44点でしたが内申点で5をはじめていただくことができたのです!
そして、いつも通りならば、中3の通知表は、1学期では厳しめにつけられると噂レベルで言われています。
これは、1学期の成績がよくて、中だるみをして2学期を迎えると困るからという理由のようですが、今回の息子は今までの最高点と同じでした。
第一回漢字検定と英語検定が実施されなかった
息子アキロウは、漢検はすでに3級、英検は4級を取っていました。
英語は苦手意識というか、まったく興味がない分野なのであまり意欲的に勉強しようという気配がないため、4級のままです。
内申でいくと準二級から優遇されるところがあるみたいで、漢字検定準二級を受けようとテキストまで購入していましたが、第一回漢字検定と英語検定は学校では実施されませんでした。
とりあえず、英検3級は申し込みましたが、2学期中間テストの前々日であるため、不安要素がありますね。。
修学旅行が中止
そして子供たちにとってのメインイベントである修学旅行も、最初は延期になって10月に行く予定でしたが、中止となってしまいました。
もちろん、集団で移動するのはリスキーですし、市中感染でコロナに感染してしまうリスクは捨てきれませんものね。
息子本人は、そこまでショックを受けていないみたいで、やはり大人と違って柔軟性があるんだなぁと感心させられます。
吹奏楽コンクール・市の演奏会中止
吹奏楽部で一番目指しているのは夏に行われるコンクールですが、こちらも早々に中止が決まりました。
地区から多くの子どもや保護者が集まるので、やはり致し方ないとは思いますが、かわいそうだなと感じます。
息子は幸いなことに1年生からコンクールに出させていただいて、1年生のときにはB編成で県大会まで行けました。
当時は、相当な練習量で大変だったと思いますが、今は、平穏に部活をしているので、コンクールがないのは息子にとっては逆に良い結果だったのかもしれません。
市の演奏会も中止
運動部では中体連の地区大会のみ開かれましたが、吹奏楽部の発表の場である、秋の演奏会は中止になりました。
確かに演奏は運動よりもリスクがあるのかもしれません。
田舎であるがゆえに、多くの感染者が出たら、医療が逼迫してしまうので仕方ないことだったんだと思いますが、これだけ発表の場がなくなると本当にかわいそうになってきます。
秋の地区祭典も中止
秋に行われる地区祭典も本当の神事のみ行うことになり、中学生たちが叩く太鼓などは中止になりました。
やはり、こちらも私は役員だったので、少しラッキーだと感じましたが、現実問題、子どもの数も激減し、地区のイベントごとに参加してくれる家庭もかなり減ってきたので、今回のコロナ禍を契機にいらないものは中止をしていくということでいいのではないかと思いました。
防災訓練・引き渡し訓練が中止
中学生でもある、「防災訓練の引き渡し」が中止になりました。
正直、中学生でもあるのか…!とびっくりしたほどですが、私が中学生のときにはなかったので、東日本大震災あたりで追加されたのでしょうか。
同時に防災訓練のときに非常食の炊き出しなどの訓練もなくなりました。
参観会・懇談会が中止
授業参観会や懇談会といった行事は全く予定されていません。
子どもたちの雰囲気を知りたいところですが、やはり密になりますので中止となっているのでしょう。
私としては、結構、授業参観会や懇談会はストレスが溜まるので、やはりなくていいなぁと思いました。
ただ、部活の懇談会(保護者会)はバッチリ開かれましたし、三者面談はいつも通り行われました。
夏休みは期間縮小・夏休み中の部活はほぼなし
夏休みは休校が長引いたため、実質2週間ほどしかありませんでした。
ただ反面、部活もほぼなくあったとしても半日程度(おそらく人と食事をするのが感染リスクを高めるため)で終わるようになり、息子としては嬉しそうでしたね。。
読書感想文・自由研究が中止
幸か不幸か、夏休みが短いため時間のかかる宿題(読書感想文・自由研究)はなくなりました。
息子は小6のとき、読書感想文で賞をいただいて、中3では全国に行きたい!って言っていましたが、学校の宿題としてはなくなってしまったんです。
個人的に送ることはできたと思いますが、息子がそんな積極性を読書感想文で見せるわけもなく、宿題として出ないならば…ということになりました。
夏休みのオープンスクールは中止・規模縮小・完全予約制に
中3の夏休みの宿題として多くある、高校見学・高校一日体験入学といったイベントごとは短い夏休みということもあって、夏休み中にはほぼ開催されませんでした。
またオープンスクールも今まではどなたでもウェルカムだったのが、完全予約制になり、とある私立高校では子ども1人につき保護者2名までの付き添いというような制限が設けられました。
第一回学調の範囲が変更
これは知る人ぞ知るという感じですが、第一回の学調の範囲が通常なら、中3の1学期までに習うところの範囲ですが、中1・中2の全範囲に変更になりました。
私たちが住む県では、この学調で何点取れるか?で大体の志望校の目安というものが分かってきます。
今回は中3の範囲が入っていないということで、第一回学調の志望校選定への信憑性が低くなりそうだなぁと思っています。
体育祭で騎馬戦など密になる競技は中止
体育祭などは開かれるのか不安になりましたが、規模を縮小して行われ、騎馬戦・綱引きなどの密になる競技は中止になりました。
しかしそうなると本当に面白みに欠ける体育祭になりそうです・・・^^;
部活は土日のどちらか午前中のみ
息子は吹奏楽部なので、まだ引退していませんが、学校再開してから部活は土日のどちらか午前中という決まりができて、幾分、通いやすくなったようです。
実際、コンクールや演奏会が軒並み中止になっているため、子どもたちのモチベーションを保つのも難しいでしょう。
中3の中で男子一人である息子は、あまりにも周りの部活熱が強すぎて、何回か部活を辞めたいと感じていましたが、部活の活動時間が減りなんとか、中学校3年間、吹奏楽部を続けることができそうです。。。
コロナ禍で激変した中3の中学校生活
現在2020年9月までに判明している息子の中学校生活の激変っぷりを記しました。
こうやって記してみると、正直、いらない行事・出来事って多いなと思いました。
確かに、親睦を深める~なんていう言葉はありますが、そんな煩わしいことって無理してやらなくていいんだと思います。
私自身、小学校のときも中学校のときも地区役員を経験しましたが、些細なことって感じます。。(当事者たちも慣習で~、しがらみがあって仕方なく…)という感じで続けているだらだらしたもので、子ども会とか別になくてもいいんではないかと感じてしまいます。
部活においても、子どもの負担は大きいです。
息子は男子一人でやる気がなさそうに見えるのでしょう。
女子たちによる叱咤激励という名の口撃に心身ともにやられてしまいます。
『いい経験になるから』とここまで続けさせましたが、正直、わざわざこんなつらい思いをさせる必要ってないんではないかなぁと思います。
また、何か変化したことがあったら追記していきたいと思います。