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漢検のメリットは受験勉強で漢字勉強をしなくて済む最高のツール

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漢検のメリットは受験勉強で漢字に苦戦しないこと

漢検のメリットってなんだと思いますか?

高校受験で内申点が加点されること?調査書に書いてもらえること?推薦入試で有利になること?

確かにそれは資料上、数値上はそうかもしれません。

しかし私自身も漢字検定2級を取り、息子も過去に漢字検定7回を受け、今も受検中ですが、それよりも最大のメリットがあると感じました。

今回は、そんな私と息子の状態を見て、漢字検定のメリットを細かくご紹介したいと思います。

漢字検定のメリット

漢字検定のメリットは、やはり、読み方と漢字の成り立ちが判ることで受験勉強で漢字の勉強をしなくてもすんなりと覚えることができることです。

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正直、息子は中学校に入ってから家では、定期テスト範囲の漢字の勉強をしていません。

特殊な読み方は最初は苦戦しますが、そのほかの漢字は今まで漢検を受検して漢字の方向性というものを理解しているためか、すんなりと漢字を理解できるようになったからです。

漢検で漢字がすらすらわかる!

漢検では学校で習っていない漢字でも、特殊な読み方でも問題として出てきます。

最初は読めていなかった「為替」という言葉も漢検の問題を解いていると出てくるため、息子はすぐに覚えてしまいました。

それでは、漢検で培った漢字をすらすらと覚えるポイントについてお話したいと思います。

作がわかれば、昨も搾も酢も読める

部首である『ヘン』が読まない部位であるということを認識できれば、漢字を読む場合に必要な箇所を見つけられます。

例えば、作文の「作」という漢字は小学2年生でも読める漢字でしょう。

しかし、搾り取る場合の「搾取」、きのうという意味の「昨日」、「酢酸」・・・。

つくり側にある「乍」という漢字が「さく」と読むことであるということを認識していれば、「搾取」も「昨日」も「酢酸」も何となく読めることも可能になり、そして、覚えるのも楽に行えるようになるでしょう。

ヘンには漢字の成り立ちがかかわっていることを知る

読まない部位と言ってしまいましたが、ヘンにはその漢字がどのような意味を成しているかということを理解できるものになります。

例えば「コウ」という漢字は多く存在しますが、意味を考えるだけで適切な漢字を導くことができるようになります。

「コウバイ」という問題が出て、「購買」とすぐに結び付けることができればいいですが、この場合、購のツクリの部分は「構成」などの「構」から転用して書けるようになりますが、ヘンを悩むことがあるでしょう。

そんな時に購買という意味では、お金に関係するという漢字の成り立ちを理解していれば、貝ヘンが付くということが容易に思いつくことができるわけです。

この二つのポイントを理解した息子の漢字学習能力が凄い

この二つのポイントを理解している息子は、漢字問題において文脈から適切な漢字を導くことができるようになりました。

漢字自体が曖昧でも、何となく…で漢字が判るようになり、問題で苦戦することはありません。

もしもわからない漢字が出たとしても、意味を理解すれば覚えるのも安易になっていったようです。

漢検はやはり小さい内に受けさせるのが良い

漢検は小2から受け始めましたが、息子が中学校の定期テストやZ会のVテストで漢字に苦労していないのは漢検を受け続けて、漢検の勉強をしてきたからだと実感しています。

これはやはり小さい頃に受け始めたというのがポイントのような気がします。

私自身は中学生から漢検の勉強をはじめ、高校で2級を取り、息子の漢検の勉強に付き合い7年が経とうとしています。

その中で、漢字についての成り立ちなどを細かく知ることができるようになっていったので、非常に漢検というものは漢字勉強の最適なツールであると実感しています。

漢検の最大のメリットは受験勉強で苦戦しないこと

漢字は、これからも高校受験でも大学入試でも問題に出るものです。

今、現在、準2級に向けて勉強中の息子ですがやはり先生から『2級までは取りたいねー!』といわれたことから気持ちに大きな変化があったようです。

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感想:1件

本人は、中学在学中に2級を取りたいと考えているようですが、おそらく今までの勉強方法で漢字のポイント・コツを掴んでいるため、無理難題ではないのではないかと考えています。

正直、息子は天才ではありません。

めんどくさがりですし、練習もさぼりたがります。

しかし、漢検で漢字勉強のコツというものを理解したことで国語では得点力になっていることは間違いありませんし、Z会のVテストでも漢字はいつも満点です。

これから、彼がどのように漢字と向き合っていくのか、非常に楽しみです。

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