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まなびwith(ウィズ)が期間限定で1000円
まなびwith(ウィズ)といえば、ドラゼミが終了してから始動した小学館の通信教材です。
特徴としては、やはり東大卒のカマキリ先生である香川照之さんが宣伝されているため、教育熱心な方ならご存知なのではないでしょうか。
そんなまなびwith(ウィズ)が、冬休みのお試しキャンペーンとして丸々一ヶ月の教材(特別教材や添削テストは含まない)が1,000円(税抜、送料込)で買うことができるキャンペーンをしています。
このキャンペーンは各学年先着200名限定で期間も2019年12月2日~2019年12月17日だけになっているのでもしも興味のある方はすぐにチェックしてみるといいと思います。
今回は、そんなまなびwithの冬休みお試しキャンペーンを検討した理由や教材の良さそうなところなどについてお話していきたいと思います。
ドラゼミは良問だった!まなびwith冬休みお試しキャンペーンを検討した理由
そんな我が家も、上の子である息子が小1から小5になるまでずっと、まなびウィズの前身である『ドラゼミ』を受講しいてきて国語の作文力や算数の計算力、図形の発想などを培ってきました。
そのドラゼミで得た国語や算数の素地は、正直、中学生になった今もかなり役立っており、通信教育だけで上位層にいることができ、特段勉強もせずに数学が満点である、数学の記述が得意であったりするのは『ドラゼミ』のおかげだと思っています。
しかし、我が家の下の子である娘は、幼稚園の頃からお友達の関係でしまじろうを続けていたため、小1の今もとりあえず、チャレンジ小学講座を受講しています。
ですが、やっぱり教科書対応の教材であるからか、それ以上の能力はまだ定着していない印象です。
その反面、ずっとドラゼミをやっていた息子は漢字に対しての興味や語彙力は多くあり、学ぶことへの意識は強かったと思います。
よって、まなびウィズはずっとやってみたい教材だったため、1000円で一ヶ月分の教材をお試しできるのは非常に便利だし、気軽に実際の教材の中身を確認することができると感じました。
無料資料請求でも1週間分の教材がもらえる
過去にもドラゼミとプチドラゼミの資料請求を行い、まなびウィズもその関係で小1コースのお試し教材を受け取りました。
そのお試し教材をドラゼミの教材と照らし合わせてもそれほど大きな変化はありません。
お試し教材の国語
著作権の問題でお試し教材の画像をお伝えできませんが、国語の教材の構成としては「文字、言葉、漢字」と「読解」「作文」という3本になっていくと思います。
特に作文は、過去のドラゼミではドラえもんの実際の漫画を元に会話文を考える等の問題がありましたが、今回のまなびwithですと新しいキャラクターである「月川りょう」くんやまなびwithの先生たちのキャラクターの吹き出しにセリフを考える設問がありました。
お試し教材の算数
算数の教材の構成としては、各月の学習テーマ「いくつといくつ」「足し算」や図形を中心に構成されています。
学習テーマには簡単な解説的ページと「さんすうマスター」という少し難解なページがあります。
「さんすうマスター」には過去ドラゼミで監修を務めた陰山英夫先生の陰山メソッドである「百マス計算」の基礎になる「二十五マス計算」がありました。
図形も「ちえのいた」という厚めのプラスチックの板がドラゼミの時にいただけたのですが、お試し教材だと表紙の厚紙を切って、図形問題にチャレンジするようです。
ドラゼミとまなびwithの違いは?
ドラゼミとまなびwithの違いについてドラゼミを5年間受講した親目線で見てきたいと思います。
違い1:ドラえもんがいなくなりオリジナルキャラに
まぁ、うちの息子は年長のときにドラえもんが好きだったからという理由でドラゼミを選んだくらいなので、ドラえもんだからという理由でドラゼミを受講していた人もいたと思います。
しかし、そんなドラえもんが小学館の通信教材から消えて、オリジナルキャラクターになったのは大きな変更点だと思います。
その点、子供受けは悪くなったと思います。(息子は巻末にあるドラえもんの漫画を非常に楽しみにしていたので。)
違い2:全面カラーに
昔のドラゼミは表紙もシンプルなもので中身も白黒でした。
これは過去のドラゼミの評価として、チャレンジのようにカラーが強すぎてガチャガチャしていなくていい!というメリットとして語られていました。
今回のまなびwithの教材は、全面カラーになっていますが、チャレンジよりもくどくありません。
印象としては、小6から受講したZ会の印象とカラーテイストは同じですが、以前の小学館の通信教材を知っているので派手さは感じます。
違い3:料金
過去にドラゼミ小1コースの料金を調べた記事が残っているのですが、まなびwithとの料金の違いを比較しました。
入会金はドラゼミもまなびwithもありませんが、6か月分一括払いと12か月分一括払いの料金は総計からそれぞれ6か月、12か月で割っています。
毎月払い | 6か月分一括払い | 12か月分一括払い | |
---|---|---|---|
ドラゼミ | 3,333円 | 3,137円(18,822円) | 3,045円(36,540円) |
まなびwith | 3,685円 | 3,439円(20,634円) | 3,378円(40,536円) |
料金は、全体的に300円ほど上がっています。
まなびwithが値上げした理由
2019年10月に消費税が8%から10%にアップした影響もありますが、それでもドラゼミの当時に比べてまなびwithは値段が高くなっています。
しかし、値上げした理由としては、カラーになっていることもありますし、保護者向けの冊子である学習ガイドブックもしっかりした厚紙でカラーになっているのが値段のアップに直結している感じがします。
また、テレビCMも昔より頻繁にやるように感じがします。
東大卒のタレントさんの起用など、今年は新生の年であるからこそ、力が入っているのかと思いますが、やはり月に300円程度、年間に直すと3,600円程度上がると高くなると感じますよね。
チャレンジと比べてどうか?
現状、下の子はチャレンジをやっているので、チャレンジとの比較もしてみたいと思います。
比較1:教材の質
やはり通信教育ですから、教材の質を比較するのが一番肝心な点だと思います。
教材として、まなびwithでは算数で「基礎」「応用」「図形」を毎月、行っています。
上の子である上の子は、ドラゼミの「ちえのいた」で図形を素地を築き、図形に関する理解はほぼほぼ完璧です。
正直、中2の数学にある平面図形や証明といった問題は定期テスト(中間、期末)では満点でした。
それほどドラゼミで築いた図形(ただ、息子の場合は図形に関して理解力は高い方だと感じました。これも個性だと思います。)の空間認識力は、ドラゼミのおかげだと感じます。
国語は教科書に対応していないため「文字」「言葉」「読解」「作文」です。
読解では教科書で触れない作品を触れるので、息子のように読書が好きではない子供には強制的に他の作品を読ませるきっかけになります。
本などを積極的に読む子でない場合、教科書に対応している教材ではないという点は語彙を増やすのに最適です。
反面、チャレンジは毎月各15回の国語、算数になっており作文や図形、定義といった算数の分野でも応用力を高めようとしています。
ただ、問題数は少なく、そこまで難しい感じではありません。
また、難易度で行くとチャレンジよりもまなびwithの方が高いといわれています。
比較2:キャラクター
比較として低学年の場合、教材のキャラクターはお子さんが食いつくかどうかのきっかけになると思います。
まなびwithはオリジナルキャラクターでいたって普通のキャラクターです。
雰囲気としては、やはりZ会のキャラクターに似ています。
反面、チャレンジはしまじろうの時からコラショと一緒にコラボレーションしていたり、テレビCMでも頻繁に見かけます。
そして、何よりコラショの声優さんはピカチュウやトニートニーチョッパーの声でおなじみの「大谷育江」さんです。
子供心はこの声優さんのおかげで特別教材への食いつきが良くなります。
比較3:料金
チャレンジの場合、小1コースの毎月払いだと3,680円、6か月一括払い月あたり3,300円、12か月分一括払い月あたり2,980円になります。
まなびwithと比較すると12か月分一括払いだと大きく差がありますが、毎月払いの場合はそれほど差がありません。
こちらはどちらも同じ程度という感じです。
比較4:その他サービス面
その他の点として、比較すると「特別教材の有無」や添削テストを出した場合の「努力賞」などといったご褒美ものになると思います。
チャレンジは特別教材が非常に多くなっていておもちゃ(ゲーム)のように勉強できるのが特徴ですが、その反面、テキストの教材の量は少なく感じます。
ただ、ダウンロードしてプリントアウトすれば計算問題や漢字問題を多く解けます。
まなびwithは特別教材は「ひらめき平面図形パズル」「ひらめき立体図形ブロック」「一年生こくごパーフェクト下じき」「小学漢字マスターブック」「さくぶんテスト」になります。
特別教材の量はまなびwithは少なく、子供の食いつきは悪いかもしれません。
また、努力賞的な添削テストを出してポイントをもらうシステムはチャレンジにもまなびwithにもありますが、ポイントの貯まり具合はチャレンジの方が早いなと感じます。
この点は、やっぱり子供心を掴んでいるというチャレンジの方が強いですね。
まなびwithとチャレンジの比較まとめ
以上のようにまなびwithは良問で教材の質が高い反面、子供の食いつきが悪くなりそうなのが難点です。
付録冊子には名探偵コナンくんが出てくるようですが、教材にはコナン君は出てこないし、小1だとコナンくんは好みが分かれるかなと思います。
チャレンジは「つまづきをなくす」という部分で、非常に勉強に対する意欲を削がないで行えます。
特に算数は、積み重ねの分野なので、娘にも感じていますが、絶対に躓きを解消しなければいけないと感じています。
両者とも一長一短だと思いますので、どちらも資料請求してみて、ご自身に合ったものをお選びいただけるといいかもしれません。
まなびwithの教材が1か月分が1000円で購入できちゃうことについてのまとめ
今回のキャンペーンは、12月17日までとなっているのでなかなか、検討して購入を決めるには時間がないのが残念です。
購入できるのは2019年4月号から10月号までになりますがお子さんの学年とは違うの教材を1000円で買うことができるので、今は、娘は小1ですが、検討するなら小2の教材もいいなぁと思っているところです。
改めて、まなびwithのお試し教材を見返しましたが、問題構成が発展力、独自性、創造性を高めるような工夫がされている印象を強く受けました。
是非、親としてはまなびwithをやらせたいところですが、子供が食いついてくれるかどうか…。
またもしも1か月だけでも教材を購入するようなことがあれば、記事にしていきますね!