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小学生の運動 自己肯定感

小学生男子、運動が苦手な我が子に言い聞かせしてきた事

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小学生男子、運動が苦手

小学生男子、運動が苦手・・・、ええ、まさに私の長男のことです。(笑)

長男は勉強はほどほどにできますが、幼少期の頃から遊びはもっぱらインドア派、今でこそゲームですが園時代はレゴに、折り紙、お絵かきといった遊びばかりしてきました。

そんな息子はやっぱり、小さい頃から運動が苦手。。

園の子が5歳くらいに逆上がりをマスターしても、自分はどうせできないからと努力をするのを嫌煙していたんですね。(実際、本人は早生まれということもあって周りよりも体が小さかったんです。)

そんな息子が小学6年生でついに50mを9秒で走れるようになりました!

4月の現在、11歳の息子ですから、小学生11歳50mの平均と照らし合わせてみても8.89秒ですからおおむね、平均並みになりました!

なんだか久しぶりに感動してしまいましたが、そんな息子に小さいころから言い聞かせてきたことをお話しようと思います。

運動が苦手な小学生に言い聞かせてきたこと1:あきらめたらそこで終わり

まぁ、世代的にもドンピシャなんですが、あきらめたらそこで終わりという格言(すみません、著作権とかで都合が悪いかもしれませんので婉曲しておきます。)を元に常に言い聞かせていました。

ただ運動が苦手な息子にはそれほど響いておらず、またいつものこと言っているよ・・・と思っていたと思います。

しかし小学6年生で平均並みだった9秒で走れたことから、『お母さん、やっぱりあきらめなくてよかった』と言ってくれた時にはちょっと目に涙が溜まってしまいましたね。(これは汗だからね!と言いましたが(笑))

運動が苦手な小学生に言い聞かせてきたこと2:登下校は徒歩が基本

そして、やはり小学生が基礎体力をつけるためには登下校が徒歩が基本ということです。

山間にある市なので、親が車で送迎する姿が度々ある地域ですが、私はそれをよしとしませんでした。

他のお母さん方からはよくそんな山から歩いてくるね!と言われるような場所に住んでいますが、今では走って帰ってくるようになりましたね。

これも幼少期の頃は息子もひぃーひぃー言っていたのを思い出しますが・・・(笑)

この登下校を6年近く続けたことで息子の基礎体力はかなりついたのではないかと思います。(実際に病気がちだった息子は5年生になってほとんど欠席することがなくなりました。)

運動が苦手な小学生に言い聞かせてきたこと3:苦しいと思ったらもう少しだけ頑張る

息子は運動をしていて苦しいと思ったらすぐにやめる性格でした。

園の頃も、周りがサッカーをやっているのに最初はついていこうとしますが、そのうちに走るのをやめて虫探しをしてしまうような子でした。

低学年の頃にも運動に対して成功体験を積んでほしいと思ったので親子マラソンなどにも出場しましたが、すぐに歩いてしまう始末・・・。

そんな息子に、私は「苦しいと思ったらもう少しだけ頑張ってみよう。苦しいと筋肉が悲鳴を上げた先に今よりも優れた体になるよ」と言い聞かせてきました。

少しずつですが、この声掛けは成功していき、苦しくても少しだけ頑張るという気持になっていったようです。

その時は、私も一緒に息子と走って、ちょっと苦しい・・・、でももう少し!とか、その場でダッシュを30秒やったりとお互いに苦痛を共有していたのも良かったのかもしれません。

追記:2017年10月の小学6年生50m走の記録

あれから半年後の10月に行われたスポーツテストで息子は50mを8.4秒で走ることができました!

なんだかビックリしすぎて、最初「嘘?!」と言ってしまったくらいです・・・^^;

12歳男子の50m走の平均タイムが8.47秒ということなので、それを考えると11歳8か月の息子は平均よりも上!?になったということですね。。

しみじみ、、しますが、今まで運動が苦手という意識から中学校の部活は何に入ろうか悩んでいた彼に少しは運動部の選択を考えてもらうチャンスになったかもしれません!

このまま引き続き、息子には頑張ってほしいと思います。

運動が苦手な長男に言い聞かせて感じたこと

やっぱり子供は何でも成功体験が必要なのだと思いました。

大人よりも想像力というか、思考力が乏しい子供には実際に自分が成功できるという経験が何よりも自信になります。

それが今回、50m走で9秒という彼の中では目標としていた数字に到達できたことがこれからの運動に関しての伸びにもつながると思いました。

スポ少など運動が得意な人にとってみれば、50m走が9秒だなんてありえない数字かもしれませんが、私はやっぱり息子を褒めたいと思います。

そして今後も、彼自身、運動に対して苦手意識を持たずにチャレンジしていってくれることを願うばかりです。

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