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ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集小学生版
以前お話した通り、息子の国語力アップに試行錯誤中の母ですが、現在、チャレンジタッチと市販教材の他にふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集小学生版というものを解かせています。
この教材はAmazonでもかなり評価が高く、国語力が付く!ということでとても人気の教材なんですね。
今回はこのふくしま式の問題集を半分ほど解いた経緯から感想などについてお話します。
ふくしま式国語の学び方
現在、私自身も時間があったらふくしま式の「本当の国語力」が驚くほど伸びる本というのも合わせて読んでいます。
その結果、国語とは論理的思考力が必要である教材だと断言している福嶋さん。
確かに息子に欠如していたのは、論理的に物事を考える力なのかも?と思えるようになりました。
実際に息子が苦手としている国語(特に作文)はある物事を論理的に言葉に表現するだけのことなのに、うまく表現できていないという状況があったからです。
ふくしま式では具体・抽象を鍛える
息子は作文を書くのが4年生の頃から苦手で、宿題の日記も夏休みの読書感想文も簡単な言葉でしか書けない状態でした。
かといって、読書が嫌いか?と言われればそうでもなく、読書感想文用の本も読めますし、伝記や物語なども読むことはできます。(本の虫っていわれるとそうでもないですが。)
ですので、どうして息子が国語の作文でこれほど詰まっているのか、全然理解できていなかったのですが、息子にはふくしま式で提唱されている物事を具体化する力が足りないんだと気づきました。
物事を具体化・抽象化できれば作文力は身に付く
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集では、具体化・抽象化をする問題が多く出てきます。
たとえば、「サッカー・野球・テニス、すなわち球技」などのように前者3つは具体化した内容、すなわちの後は抽象化している内容といったように言い換える問題が多く出ています。
このトレーニングのおかげで息子は言い換える力が着実についてきているのか、日記を書くのを昔ほど嫌がらなくなりました。
国語はセンスではなく解き方を学ぶ
私自身は文系で国語も得意な方だったので、息子がどうして国語ができないのか、どうして作文が書けないのかということを理解できなかったのです。
実際、国語は長文でも問題の中に答えがほぼ入っていますし、ゆっくり落ち着いて読めばそんな難しいことではないと思っていたのですが、彼にはその論理的思考が足りないため、私がアドバイスしている内容もチンプンカンプンだったようですね…。
こういった国語の得意不得意は、センスなのかと思っていましたが、福嶋さんの文献を読んで論理的な考え方、解き方を学べば確実に国語力は上がる!と実感しました。
国語は算数が得意なほどのびしろがある?
そういった経緯から国語力を鍛えるためには、論理的に解き方を体に身に付ける必要があります。
その時に、算数のような積み重ねの教科が好きな子ほど、国語力が身に付くのでは?と思っています。(これは希望的感想でもありますが(笑))
着実に落ち着いて、国語の問題の解き方を学ぶ、そのためにもふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集はお勧めです。
ふくしま式「国語の読解問題」に強くなる問題集「小学生版」 [ 福嶋隆史 ] 価格: 感想:10件 |
国語力を身に付けるために親ができること
前回の市内統一テストの結果から、焦ってZ会の加入やチャレンジのオプション教材などを検討しましたが、やっぱり我が家の原点は市販教材です。
市販教材にも多くの良教材があふれていますが、個人個人そういった情報を集められていないだけなのかもしれません。
これから中学・高校・大学・大学院と上がるに連れて、どんどん教育費がかかる時期にやはり親ができることは貯金と市販教材でも一緒に解いたりアドバイスしたりすることだなぁと感じます。
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集についてのまとめ
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集を解き始めて、息子が具体化すること抽象化することに対して、取り組み方が変わってきたように感じます。
子供たちは国語の問題の解き方がわからないだけで苦手意識があるかもしれませんが本当に苦手なわけではありません。
中学に上がる前に、本当の国語力を身に付けるためにできることを学べる機会に恵まれて本当に良かったと思っています。
子供の学力を伸ばすためにも成功体験を積み、自己肯定感を上げるようにしたいものですね。