子供会は面倒
なんだか、最初の見出しが少し攻撃的な気もしますが(笑)、正直、子供会って面倒ですよね。
最近では、子供会をなくすなんて言う動きが多く、あっても活動自体も縮小しているところも多いのではないでしょうか。
私たちが住んでいる地域でも場所によっては子供の数が少ないということで子供会自体がなくなっているところも多々ありますし、何よりも子供会に加入していない人も多いのが現状です。
実際には、住んでいる子の50%くらいが加入していればいいかなという感じですね。
そしてなんで子供会を加入しないかというとやっぱり親御さんの出番が多く面倒という懸念ですよね…。
しかし、子供会にはたくさんのメリットがあると入学してからずっと参加してきて、やっと思えるようになりました!
秋祭りを通して子供会の大切さを実感
私たちが住んでいる地域では、小学校高学年になるとお祭りの太鼓の練習に参加できるようになります。
実際にお祭り当日に叩かせてもらえるかどうかは微妙な感じですが、2週間くらい前から毎日、夜に1時間半ほどの太鼓の練習があるわけです。
うちの息子は今まで、全力で習い事を拒否していましたのでまともに何かに続けて通うという経験はありませんでしたが、今回の太鼓の練習でかなり努力している姿が見受けられました。
まず、上級生(中学生などの先輩)や指導してくださる先生に太鼓の技術を学ぶという姿勢や毎日、努力していて太鼓の技術が自分自身でも身についているという実感など、息子本人にとってもかなり刺激的な毎日のようです。(正直、毎日通うのが面倒になるときも息子自身あるようですが体調さえ元気ならば参加した方がよいと諭します。)
上級生も毎日、練習に参加している息子の顔を覚えてくれましたし、優しくときには厳しく指導してくれます。
これって中学生で経験する部活のような感じだな~ととても実感しました。
習い事だけでは経験できない地元の上級生と下級生とのつながりを深めてくれるのが子供会なんだと思います。
子供会は面倒でも子供にメリットあり
そして、子供会は面倒でもやっぱり子供自身にも親自身にもメリットがあります。
まず、子供会で子供も親も地域の人々に認識してもらえ、顔を覚えてもらえます。
これから中学生など、夜に一人で外を歩く機会が増えていくときにこういった地域の人たちに顔が認識されているとやっぱり防犯上とても良いと感じますね。
また親自身も中学生などの親御さんと知り合いになれるチャンスですので、中学校や高校の情報をいち早く手に入れることができちゃうわけです!
子供会のデメリット
でもやっぱり子供会ってデメリットもありますよね。
子供が少ない分、やっぱり子供会の役員は通る道でしょうし、PTAなどの役員も拒絶しているような人には向かないかもしれません。
でも実際に役員ってやってみるとわかると思いますが、そんな大した労力が必要になるような仕事ではありませんから、臆せずに参加されるほうが良いと思いますね。
また時々、PTAや子供会の活動に対して対価が払われないことに文句を言う方も見受けられます。
しかし、こういう人と人とのつながりはお金では買えないかけがえのないものだと思いますので、そこは比較対象にはならないと思いますね。
子供会に向いている人
子供会に向いている人はやっぱりあまり人付き合いがない人ですね。
私自身、子供が生まれてから今住んでいる地域に引っ越してきたので、知り合いがいない状態でした。
実際に園時代もほかのお母さん方は身内で集まってしまっている状況で、なかなか相談相手になるような人がいなかったんですよね。
そんなときに、子供会をはじめ、地域の活動に参加するようになって少しずつ知り合いが増えていきました。
最初は、本当に面倒だな~!って思っていましたから、拒否する人の気持ちは十二分にわかります。
かといって、そのまま知り合いがほとんどいないような状況のまま、小学校>中学校>高校と進学していくよりも知り合いからの情報を少しずつでも仕入れることができる状況は本当に理想的だと感じます。
私も働いているので本当に面倒なのはわかります。
しかし、子供のためにも自分のためにも少しだけ労力を割いてみませんか?
子供会に関する私なりのまとめ
今回は実際に子供会に参加していて、実感したメリットについて語ってみました。
子供会は面倒ですが、実際にはそれ以上に得られる信頼関係や人付き合いがあります。
正直、人間関係が深まるとしがらみなどを感じることもあるかもしれませんが、少しでも地域の役に立とうという気持ちをお子さん自身にも自主的に持ってもらうためにも親御さんが進んで参加する意欲を見せてあげるのが理想ですね。(私はどちらかというと保守派なので、子供会がなくなればいいなーとは思っている立場ですが、やっぱり既存の組織に在籍することは安心できますね笑)