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マイコプラズマ肺炎に小学生10歳が感染
マイコプラズマ肺炎に小学5年生の息子が感染しました。
しかし、マイコプラズマ肺炎と診断されるまでかなりの長い時間がかかりましたね…。
今回は息子のマイコプラズマ肺炎の症状と合わせて、発熱状況などをお話したいと思います。
子供のマイコプラズマ肺炎の症状
マイコプラズマ肺炎と診断されるまで、息子がマイコプラズマ肺炎かも…?と思うまで時間がかかりました。
それは息子の症状が最初の3日間くらいは発熱のみだったからです。
そんな経緯がありますので、万が一他の皆さんのお役に立てればと思い、経過観察の内容を記事にしたいと思います。
発症1日目:金曜日の夕方
発症1日目は始業式のあった金曜日の夕方に始まりました。
一日、元気がなかったのは冬休みが終わって、3学期が始まってしまったせいなのかなーと思ってみましたが、実際には38℃の発熱がありました。
ただうちの息子は幼少期の頃から発熱すると高熱になる(39℃とか普通に)体質なので、風邪でも引いたのかな?と楽観的に考えていました。
そして自宅にあった市販薬の風邪薬を飲ませたところ、解熱した(37.5℃)ので、三連休中に治ればいいなーと楽観的にしまいました…。
発症2日目:土曜日
土曜日も市販薬の薬を飲ませておけば37℃台だったので、薬も効いているし頭痛や咳などの症状がないので大丈夫かなと思いつつも、ゆっくりと安静させることにしました。
しかし、夕方頃体調が悪そうに寝込んでいる息子の熱を測ると…、41.1℃ではありませんか!?
これはインフルエンザかもしれない?とインフルエンザの特効薬であるタミフルの効果期限である48時間が過ぎてしまうと思い、連休前の夜間救急に駆け込むことにしました。
あの鼻の穴に長い綿棒を突っ込んでぐりぐりやる検査にも耐えた息子ですが、結果はインフルエンザ陰性。
風邪の範疇で解熱剤としてカロナール300mgと抗生物質であるセフゾン100mgを一日2回、服用して様子を見ることになりました。
発症3日目:日曜日
昨日、カロナールを処方されて40℃近い高熱だったので使用間隔を守りながらも服用しても38℃くらいにしか下がりませんでした。
セフゾンも土曜日の夜から服用していても、なんだかあまり効いていない感じ…。
辛い風邪だな…、かわいそうだな…と思いながら日曜日は高熱に耐えている息子を看病しました。
発症4日目:月曜日(祝日)
発症4日目、セフゾンも4回服用しても一向に熱は下がらず、解熱剤を飲まないと40℃になる高熱が続きました。
そして寝ているときも熱の影響で(熱せん妄)、大きな声で寝言を言ったり目が虚ろになったりしていてとても心配に…。
これは明日の学校(ちょうど、三連休だったので月曜日はお休みでした)はきつい、もしかしたらやっぱりインフルエンザなのかな?と思って、休日当番医を受診しました。
しかしここでもつらそうに寝込んでいる息子の状態とは裏腹に、インフルエンザも陰性。
熱以外の症状としては軽い咳、軽い下痢だったので、ウィルス性の酷い風邪という診断で対症療法のみ、熱は1~2日ほどすれば下がるでしょう。との診断でした。
発症5日目:火曜日
学校はお休みして、1~2日くらいすれば熱も下がるということでカロナールだけを飲んで、息子には水分だけをきちんと飲ませていました。
朝になれば幾分かは熱は下がったので(38℃くらい)、こんな感じで熱は下がっていくのかな…と少しだけ安心しましたが、なかなか下がらず、日付が変わる頃になるとなんと再び40℃の熱ではありませんか。
そして熱だけだった症状が激しい咳込みを始めるようになって、これはもしかして冬休み前に友達がかかったといわれているマイコプラズマ肺炎なのでは?と思うようになりました。
辛そうな息子の背中をずっとさすりながら、明日の朝いちばんに小児科を受診することを決意しました。
発症6日目:水曜日朝 小児科を受診
そんな感じでカロナールを飲んでいないとつらそうな息子をタクシーに乗せて、小児科を受診。
症状の経緯や身近な友達にそういった症状はないか?という問診の結果、マイコプラズマ肺炎の検査をすることになりました。
マイコプラズマ肺炎の検査はインフルエンザで行ったような綿棒でのどの扁桃腺あたりをぐりぐりとする方法で、息子にしてみるとインフルの鼻の穴グリグリよりきつかったそうです。
マイコプラズマ肺炎の検査結果は15分程度、待ってくださいね、と言われましたが、おそらく5分くらいですぐに呼ばれました。
そしたらやっぱりマイコプラズマ肺炎という診断、家族にもうつすので本人には必ずマスクを着用させることと言われました。
セフゾンはマイコプラズマ肺炎には効かない抗生剤だったため、ジスロマックという抗生剤を処方され、もしもこの抗生剤が効かなかった場合は再受診をしてください。と言われました。
小児科から帰ってすぐにジスロマックを飲ませ、通院で疲れたのか熱が39℃もあったため、カロナールを飲ませて少し寝かせることにしました。
発症6日目:水曜日夜 咳込みが辛くなる
やはり夜になると咳が辛いようで、睡眠がうまく取れないようでしたが、熱も解熱剤が切れた後でも37.5℃くらいになり、本人もいくらか楽そうにしていました。
母としてはジスロマックの抗生剤が無事に効いてくれることだけを祈って、背中をさすりながら寝ました。
発症7日目:木曜日
朝、目覚めて体温を測ると36℃台まで熱が下がっていました。
本人も熱が久しぶりに下がって楽そうでした。
ジスロマックが効いたようでかなり症状が楽そうですが、咳込みはまだまだ続きました。
しかしうっかり者の母は、抗生剤が効いていない時の再診ばかり意識していたので再び受診する日(検査する日)を忘れていました。
そこで小児科に申し訳ないですが、電話で問い合わせ、なんと再検査は同じ曜日の水曜日になることになりました…。
発症8日目:金曜日
かなり症状も落ち着いてきて、咳止めのお薬を飲んでいればそれほど咳込むことはなくなりました。
しかし、外出禁止・出席停止なので、DVDやタブレットをみるのも飽きてきたようです。
体調が良ければ、少しは家庭学習をしているようで、かなり暇そうでした。
まだ菌が出る可能性があるので、最短でも水曜日まで学校にいけないようです…と伝えると担任の教師も驚いていましたね…。
また今後の展開については追記していきたいと思います。
発症10日目:日曜日
抗生物質が効いているおかげで、熱も下がりだいぶ、咳もなくなってきました。
しかし、なかなか食欲が戻りません。
一日にウィダーインゼリー1個とみかん1個とかそんなレベルで(水分は飲んでいましたが)とても心配になりましたね。
発症11日目:月曜日
これくらいになると咳もだいぶ落ち着き、やっと食欲も戻ってきたのか、しっかりと白米であるご飯を食べることができていました。
久しぶりにお風呂に入る姿をみましたが、あばら骨が見えそうなくらいになっていてかわいそうに感じましたね・・・。
発症13日目:水曜日
検査を行った小児科で受診した日のちょうど1週間後、再受診して出席停止が解除されるかどうかの判断を仰ぐことになりました。
最初はマイコプラズマ肺炎の検査をもう一度やると思っていたのですが、熱の記録(朝・昼・夕・晩)を見せて、問診(咳はないか?)を済ませて、先生の受診(聴診器や喉のチェック)を終えたら、『うん。もう大丈夫だね。』ということになりました。
出席停止を解除する日を今日にするか、明日にするか?と聞かれましたが、私は早く学校に行った方がいいと思ったので今日の午後からでも行ってもらうことに。
2週間+冬休みの間に体もかなり衰弱していたので、少しでも早く体力を戻してもらいたいという気持ちもありましたね。
マイコプラズマ肺炎の感染力は?潜伏期間はどれくらい?
マイコプラズマ肺炎の感染力自体はそれほど強くないとネット情報で見かけます。
ただ小児科の医師曰く、感染力が強いので予防に努めてくださいね、といわれました。
潜伏期間が2-3週間もあって、しかもその罹患した子も発症する1週間くらい前から鼻水などにマイコプラズマ肺炎の原因菌は排出されているようです。
ですので、もしも兄弟や親がかかるとしたら、子供の発症の1週間から10日頃が最も多いかなと思います。
マイコプラズマ肺炎の検査方法は?
マイコプラズマ肺炎の検査はのどの奥にインフルエンザと同じように綿棒をぐりぐりして菌がないかのチェックが行われます。
しかしこの検査キットですが、置いてある病院と置いてない病院があるようです。
子供がかかりやすい病気なので子供が多くかかる場所(うちの近所だったら小児科や耳鼻科)ならあるかもしれませんが、普通の内科と小児科を併設しているようなところでは検査が厳しいようです。
もしも症状でマイコプラズマ肺炎かも?と思う方は、一度、受診する前に病院に検査ができるか問い合わせしたほうが症状が長引かずに済むかもしれません。
マイコプラズマ肺炎の症状が最もひどいのが10歳?!
しかしネットで気になる情報を耳にしました。
マイコプラズマ肺炎の症状が最もひどくなるのは8-10歳ということです。
反対に5歳以下の子は症状が軽く済んで、気づかない内に感染していたなんていうこともあるようです。
ですので、ちょうど、息子はドンピシャで症状がひどくなる時期だったようですね…。
マイコプラズマ肺炎は幼稚園・小学校は出席停止になる?
息子の小学校に問い合わせたところ、養護教諭の方からマイコプラズマ肺炎は出席停止になるということを教えていただきました。
かなり長いこと休んでいるので、少し安心しました!
また水曜日にマイコプラズマ肺炎と診断されましたが、火曜日も発熱で休んでいます。
この場合も前倒しで、火曜日(まだマイコプラズマ肺炎と診断されていない時でも)出席停止期間になるそうですよ。
内申書などが気になる受験生の頃には少し安心できますね。
また下の子の通う幼稚園にも雑談的に聞いてみたところ、娘の通う幼稚園も登園禁止になるようです。
マイコプラズマ肺炎が兄弟にいる場合は登園してもいい?
また同時に気になったのがマイコプラズマ肺炎を兄弟が罹患している場合、幼稚園は登園してもいいか?ということです。
インフルエンザの場合は感染力が強いということで、兄弟にインフルエンザ罹患者がいる場合は登園を控えるようにいわれています。
そこで気になった私は登園してもいいか?ということ電話で問い合わせましたが、マイコプラズマ肺炎の場合は普段通りに登園してもよいようです。
マイコプラズマ肺炎自体、潜伏期間が2~3週間と長いことや感染力が強くないことからの判断のようですね。
息子がマイコプラズマ肺炎になっての感想
長期間、息子が高熱に悩まされ、ちょうど三連休という通常の小児科を受診できない時で、診断が遅れました。
その期間中、息子にはかなりつらい思いをさせてしまったと思いました。
自分自身の反省点としては、早くに気づいてあげられなかったこと…です。
日ごろから高熱の出やすい子ほど、今回のマイコプラズマ肺炎は見逃してしまいがちかもしれません。
熱があまり下がらない!と思ったら、マイコプラズマ肺炎の検査をお願いしてもいいかもしれませんね。
10歳がマイコプラズマ肺炎に罹ってのまとめ
まだ完治したわけではありませんが、マイコプラズマ肺炎は高熱にもなりますし、咳込みで十分な睡眠がとれません。
息子も日に日に食欲がなくなって、熱せん妄などかなりつらい思いをさせてしまいました。
本人曰く、マイコプラズマ肺炎は最初はそんなにつらくなく、徐々に徐々に辛くなっていったそうです。
しかしこれが、受験生のときだったと思うとかなり心配になりますね。
マイコプラズマ肺炎の予防接種などが誕生すると良いのですが…。