3歳のおままごと
2~3歳くらいになると大人の行動や発言をまねる子が増えてきますよね。
うちの娘も例外ではなく、2歳くらいでは支援センターのおままごとキッチンなどが大好きでよく遊んでいました。
そのときも、支援員や他のお友達に『はいっ、どうぞ~。』といって渡すだけだったのに3歳になってからだいぶ、おままごとの幅が広がってきました。
今回は、3歳の娘のおままごと遊びの現状と少しだけ気になる成長についてお話したいなーと思います。
3歳のおままごとはリアル!
2歳台でおままごと遊びに目覚めた娘は、おままごと遊びがとってもリアルになってきました。
人間対人間に対して、おままごと遊びをしていた娘は今では、リカちゃん人形やアナと雪の女王のエルサとアナのドール(人形)を一つの人格に見立てて、おままごと遊びをしています。
彼女なりに、リアルな設定があるようで今日はエルサがママ、アナが子供、リカちゃんが看護師さんという感じで設定をしています。
そして各々、設定通りの会話(セリフ)を楽しんでいるのです。
少しだけ聞き耳を立てて、娘の会話を聞いていると「ママ~、今日はお菓子が食べたいー!」「ダメ!いつもご飯食べてからって言っているでしょ!」なんていう私が娘に対して発言するような内容のことを話しています。
3歳の娘はあまり干渉されるのを嫌がる
そして、こんな風にリアルなおままごとをするようになった娘は、あまりリアルなおままごと遊びを見られているのが好きではないようです。
「なんていっているの~?」って娘に聞くとすぐに「見ちゃダメ~~!」っていうんです。
なんていうか自我の芽生えというか、秘密主義というか・・・。女子的な考え方だなーと思います・・・。
この先が思いやられるな~(笑)
おままごと遊びは男の子もやる
そしてよく、おままごと遊びは女の子だけの遊びと思われがちですが、おままごと遊びは男の子でももちろんやっています。
上の子は10歳ですが、園時代はおままごと遊びというかシルバニアファミリーやレゴなどのフィギュア遊びが大好きでした。
ただこの遊び方自体は女の子と男の子で性差があるなーと感じています。
男の子の場合は、シルバニアやレゴのミニフィグをカスタマイズしたり、装備(武器など)を作ることが好きで、その装備を作った後に冒険にいく!という設定でした。
しかし、今回女の子を育ててみて、女の子の場合のおままごと遊びは本当に現実世界の生き写しといいますか、社交的でリアルに表現されています。(やっぱり大人になっても、男性女性でそういった傾向はありますよね。)
男の子のおままごと遊びは幻想・仮想世界を描いているとすると、女の子は現実世界を小さくしたような感じですかね。
よくクレヨンしんちゃんのネネちゃんがしんちゃんや風間くんなどの男の子たちとリアルおままごとをやりたいといいますが、男の子たちは乗り気ではありませんよね?
この乗り気ではない理由はこんな遊び方の違いが隠れているからだと思います。
男の子がおままごとしても心配しないで!
ちょっとだけ話が逸れてしまいますが、息子が小さい当時は男の子がおままごと遊びをしていることがもしかしたら、この子は気持ちが女の子なのかも?と真剣に悩んだことがあります。
10歳の今は、心の優しい臆病な性格は変わりませんが、男性ホルモンの分泌が多くなったせいか、戦いごっこのようなことがやっぱり好きみたいで、娘と一緒に遊んでいる時も戦いに持っていこうとすると全力で拒否されています。(笑)
ですので、それほど気にしなくても、男の子はホルモンの分泌が変わってくると違ってくると思いますよ。
まとめ
今回は3歳(年少)の娘のおままごと遊びについてお話しました。
幼稚園に通うようになって、ずいぶんと他者を思いやる力がついてきた娘ですが、これはやっぱり女の子とか男の子とかの性差は少なからず関係しているなと思います。
女の子も男の子も脳の作りが違うのですから、対応や反応が違うのは当たり前です。
親にできることは、その子その子の個性や長所をできるだけ良い方向に伸ばしてあげることですね。