Contents
子供に歯列矯正
歯列矯正とは、歯並び及び顎の矯正を行う歯科技術のことで、成長期のお子さんをお持ちの人は一度は悩まれたことがあるかもしれませんね。
そんな我が家の息子もちょうど年長さん(6歳)あたりから一般歯科の先生より歯の大きさが顎に対して大きいなーという指摘を受けていました。
ただ費用も安いもの(うちの経済状況からしたら正直高い!です。)ではありませんし、かなりの間、悩んでいました。
しかし、10歳になった次の月から歯列矯正を始めることを決心しました。
今回は、歯列矯正を始めた理由を経済的な観点など、初歩的な気持ちの部分のお話ができればと思います。
息子の歯はとても大きかった
うちの息子の歯は、父親に似てとても大きく、顎に収まりきらないかなと言われていました。
確かに年長さんの頃から乳歯が抜けて、永久歯(大人の歯)が出てきたときに今まで歯が生えていたところに無理やり新しい歯が生えるような状況でした。
前歯だけでなく犬歯など、どんどん永久歯になっていったら顎に収まりきらないだろうなと親の私から見ても思いました。
1軒目の歯医者さんでは・・・
しかし、その一番最初に指摘を受けた一般歯科兼矯正歯科もやっているところはいつも流れ作業で、ほとんどが歯科衛生士さんとの会話ばかりで治療の時だけ先生の顔が見えるような歯医者でとても信頼感が得られそうにもありませんでした。
矯正に掛かる料金も少し不透明な部分があって、およそ50万円程度~というようなザックリとした説明でした。
ここの歯科の先生の話だけでは信用できない(失礼!)と思ったので、他の矯正歯科を掲げている歯医者さんの意見も聞くようにしました。
2軒目歯医者さんでは・・・
2軒目の歯医者さんでは、一般歯科の先生のほかに矯正歯科の先生が定期的に訪問するタイプの歯医者さんでした。
その先生の診察では、今すぐに矯正が必要になるという感じはしないが(顎の発達なども未知数なので)、経過観察だけはさせてくださいとのことでした。
丁寧に先生だけで30分近く応対をしてくれたこの矯正歯科の先生には信頼が持てました。
費用は器具の値段は何回、作り直しても一定の30万円、その他、毎月の調整代は自費の4,000円ですとすっきりとした説明を受けて、ここにしよう!と確信を得ました。
結果的に半年に一回の経過観察を経て、やっぱり矯正が必要であるという判断をしましたが、それは9歳の終わりごろです。
顎に対して、歯が本当に大きかったのですが、これは本当に矯正をした方が良いと思いました。
歯が大きい夫は虫歯ができやすい
息子は、歯が夫に似ていてとても大きいですが、夫はこの歯が大きすぎて歯並びが悪いときちんと磨いているつもりでも虫歯になりやすく歯周病にもなりやすい体質になってしまいました。
そして多忙という理由からなかなか、歯医者に行かないことを繰り返した結果、40代で入れ歯を使用することになったのです。
その後も、自分ではきちんと磨けないという歯科衛生士さんからの指摘で、定期的に自費の歯のクリーニングを行っています。(その費用はなんと5,000円・・・!)
今までにかかった治療費は一年でも歯医者だけでおそらく2万~3万程度かかっているではないかと思います。
歯列矯正に掛かる金額と歯の治療・予防歯科にかかる金額
そこで私は天秤にかけたわけです。
子供の頃に矯正費用として30万円+年間調整代48,000円×約3年=45万円で済むなら、夫の一生かかるであろう歯医者の費用20年間×3万円=60万円って単純計算しただけでも安いものかなと思います。
それに加え、歯並びもよくなり虫歯もできにくく歯周病もなりにくいと考えたら前者の方が確実に健康的でお得かなと思います。
歯列矯正は遺伝的要素が高い
歯並びが悪くなるのは遺伝的要素が高いと思います。
それがお父さん側になるのかお母さん側になるかはお子さんが成長してみないとわかりません。
ただ、息子は乳歯の頃から歯と歯の間が隙間がなくて、ギチッと詰まっていました。
その頃からやや顎が小さい、などの傾向があるかもしれません。
大人になってからでも、歯列矯正はできるといわれていますがやっぱり虫歯ができやすくなるというリスクは子供の頃の方が高いですから、やっぱり親としても矯正させてあげたいですよね。
まとめ
今回は息子が歯列矯正を踏み切った理由についてお話しました。
やっぱり虫歯のできやすさなどはどれだけ丁寧に磨いていても、できやすい子って存在します。
将来、笑った時に歯にコンプレックスが出ないようなお子さんにしたいものですね!
親は貯金を頑張るのみです!(T-T)